Googleから売却され、レノボ傘下で中国への再上陸を果たしたモトローラですが、公式サイトにてMoto X 2nd(2014)の対応周波数が明らかになりました。
ここで注目すべきは「FDD LTE」の欄で、1, 3, 7, 20に対応するとなっています。日本国内の3大キャリアの対応周波数と照らし合わせてみたのが以下の表です。
docomo | softbank | au | |
---|---|---|---|
Band1 (2100MHz) | ◯ | ◯ | ◯ |
Band3 (1800MHz) | ◯ | ||
Band7 (2600MHz) | |||
Band20 (800MHz) |
ちなみに、最も日本で使うのに適していると思われる欧州版Moto X (SIMフリー, モデルナンバーXT1092)は、中国版に追加してバンド8に対応しているので、以下のようになります。
docomo | softbank | au | |
---|---|---|---|
Band1 (2100MHz) | ◯ | ◯ | ◯ |
Band3 (1800MHz) | ◯ | ||
Band7 (2600MHz) | |||
Band8 (900MHz) | ◯ | ||
Band20 (800MHz) |
中国版Moto X 2ndのモデルナンバーが何に相当するのかは不明ですが、日本で海外端末を使う上でキーになるBand1に対応しているのは嬉しいところです。XT1092であれば、Band8にも対応しているのでより嬉しかったんですけどね。
2015/2/12追記:中国版Moto Xのモデルナンバーが判明しました。
中国版Moto X 2nd(2014)のモデルナンバーについて - 技術の更地
これまでXT1092を入手するには、ヨーロッパなどの端末ショップから購入するしかなかったのですが(例えばhandtecとか)、お隣の中国でMoto X 2ndが発売されたことによって、モトローラ端末の入手性が向上することを期待しています。