とうとう発表されたiPad Pro 9.7インチモデルですが、TouchIDには最新爆速の第2世代が搭載されているのか、それとも旧製品の第1世代が搭載されているのか、気になっている方も多いと思います。
結論から先に言いますと、iPad Pro 9.7インチモデルに搭載されているのは旧世代の第1世代TouchIDとなる模様です。以下のApple公式ページから確認できます。
上記のページから。TouchIDについての記述を抜き出してみます。
iPhone6/6sの記述
「ホームボタンに内蔵された第2世代の指紋認証センサー」と、第2世代であることが明記されています。
iPad Pro 12.9/9.7の記述
「ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー」とだけあり、第2世代であるとはどこにも書かれていません。
もし第2世代TouchIDをiPad Pro 9.7でも採用していた場合、製品紹介ページでもそのことが明記されると思われます(第2世代TouchIDの速度と精度は大きなセールスポイントになりますし)。それを明示しないということは、iPad Pro 9.7のTouchIDは旧製品である第1世代が搭載されている、と結論付けてよさそうです。
余談
上で国内のApple公式サイトの情報を引用しましたが、本国のサイトではどうなっているのか確認してみたところ…
iPhone6/6sの記述
iPad Pro 12.9/9.7の記述
6s/6s Plusには「Second-generation fingerprint sensor」との記述があり、iPad Pro 12.9/9.7には「Fingerprint identity sensor」とだけありますね。やはりiPad Pro 9.7のTouchIDは第一世代のようです。
噂では、TouchIDの生産はiPhone6s分で手一杯だという話も聞きますし、iPad Proで爆速指紋認証を利用するには、次世代モデルを待つしかなさそうです。
