Moto X 2nd GenとHTC Desire EYEでmineoとIIJmio SIMを使ってみた


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Moto X 2nd GenとDesire EYEで、mineoとIIJmio回線を使ってみた記録です。

Moto XとDesire EYEのファーストインプレッションについては、こちらをご覧ください。


検証したいこと

Moto X(欧州版:XT1092)とDesire EYE(台湾版:M910x)にmineoとIIJmioのSIMを挿し、通信できるか確認する。

検証地域

私の生活エリアである。練馬と新宿。

検証結果:mineo(au)回線の場合

結論から言うと、全然駄目でした。

Moto Xは上述の記事でも書きましたが、まったくピクトが立つ気配がありません。Desire EYEでは、新宿近辺でごく稀にピクトが立ち、実際に通信ができる場合があるのですが、すぐ切断されてしまうため、まともに常用できるとは言い難いです。(本記事冒頭の夜景写真は、新宿都庁前でDesire EYEがmineo回線を掴んだ時のものです)

mineoはauの3G回線を使用できず、また海外端末が対応していることが多いLTEのBand1も、ドコモやソフトバンクと比べると人口カバー率が劣ります。端末ごとの対応バンドによってある程度結果が変動するとは思いますが、海外端末をmineo回線で使用するのは、現時点では賢い選択肢とはいえなさそうです。

検証結果:IIJmio(ドコモ)回線の場合

こちらはmineoとはうって変わって、私の生活圏内では一切圏外になることなく、通信することが可能でした。

また、大江戸線(光が丘〜新宿)の構内、車両内でも問題なく通信することができました。


走行中の大江戸線車両内。通知領域に輝く「4G」のピクトをご覧ください。

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前回、Moto Xがmineo回線を一切掴んでくれなかったヨドバシ新宿西口前店でも、IIJmioならバッチリとピクトが立ってます。


新宿よ、私は帰ってきた。

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まとめ (IIJ mioでSIMを複数枚運用する場合の注意点)

IIJmio回線で安定運用できることが分かったので、Moto XにSIMを突っ込んで運用しています。Desire EYE用にSIMをもう一枚追加発注したのですが、追加費用で2000円取られてしまいました。

ファミリープラン(月額2700円から)だとSIMを最大三枚持てるのですが、ミニマムスタートプラン(月額1040円)だと一枚しか持てません。1契約で複数SIMを持つには、ファミリープランに変更する必要があるのですが、後からファミリープランに契約変更してSIMを増やした場合、SIM一枚につき手数料が2000円取られます。

最初からファミリープランで契約して、さらに契約時にSIMを三枚発注しておくと、SIM発行手数料は一切必要ありません。ここは結構見落としがちな所なので、複数台端末を運用する方は気をつけて頂きたいところです。(2015/2/25現在)


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