isai FLを中古品で購入してみました。じゃんぱらで28,800円。
isai FL(LGL24) スペック
CPU | ディスプレイサイズ | ディスプレイ解像度 | メモリ | ストレージ | OS | 防水・防塵 |
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2.5Ghzクアッドコア | 5.5インチ | 2560×1440 (WQHD) | 2GB | 32GB | Android 4.4.2 | ◯ |
本機はauの2014年夏モデルです。上記のスペック表をご覧のとおり、性能的にはハイスペック端末に該当します。特徴的なのは画面サイズで、WQHDの高解像度。正直、5.5インチでこの解像度はオーバースペック気味なほど高性能です。防水機能も完備してますが、WQHDで防水機能を持つ端末は世界的に見ても非常に珍しいので、ポイント高いですね。
なんとなく、Nexus5に似た外観だったのも個人的には好印象です。Nexus5は現役の名機ですから。
auの端末には、悪名高いレベル2ロックというロック機構が有効になっているものがあります。これは、端末が最初に刺したSIM以外を受け付けなくなる(後で別のSIMを挿しても認識しない)というロックなのですが、本機はレベル2ロックの対象外機種のようです(最近のau端末で、レベル2ロックがかかっているものはほとんど存在しないようです)。
早速mineoでデータ通信プランを契約して、使ってみることに。rootを取ってSIMロックを解除すれば、ドコモやソフトバンク回線で運用することもできるようですが、今回はおとなしくauのMVNOであるmineoを使うことにします。
mineoのnano SIM。Web上での手続きの後、3日ほどで郵送されてきました。
結局、どう?
私は普段iPhone6を常用しているので、LGL24はサブ端末として、通勤中や風呂の中でのWeb・電子書籍閲覧端末として使っています。auやLGのプリインアプリ・サービスは一切使っていません。サブ機として使ってみた上で、使用感をレビューしてみます。
良いところ
- やはり、解像度が高いのは良い。パッと見は概ねFullHD端末とそこまで違いはないが、Kindleで漫画や書籍を読むときは、高解像度ならではの精細化感がある。特にppiが低いiPhone6(326ppi。LGL24は538ppi)と比べると一目瞭然。
- 画面サイズが大きいわりに軽く(154g)、握りやすい。
- 充電端子とイヤホン端子がキャップレス防水なのが良い。
- 画面が水に濡れても、誤反応がない(Xperia Zは誤反応することが結構あった)。
- 解像度が高く、CPU性能も高いわりに電池が普通に持つ。
悪いところ
- 動作がちょっともっさり目。アプリの切り替え時や、Chromeでページを開いた直後など、動作がワンテンポ遅れる印象がある。高解像度化で余計な負荷がかかっているんでしょうか。
- 液晶のタッチ精度が悪いのか、または上記のもっさりが影響しているのか、スワイプがタッチと誤認識されることがたまにある。
- メモリが2GBしかなく、また起動直後であってもメモリが500〜600MB程度しか空いてないため、アプリを2〜3個立ち上げただけで、バックグラウンドにあるアプリが落ちていることが多い。後継機のisai VL(LGV31)ではメモリを3GBに増量することで対処している。
- 自動輝度調整がない。手動で明るさを変えなければならないのは、面倒。
まとめ
動作がもたつく時がある、メモリが不足気味、タッチ精度に問題がある、という点から、常用端末にはちょっと向かないかな、という印象です。LGL24は、外観だけ見るとNexus5が5.5インチ化したような印象があるんですが、Nexus5並のサクサク感を期待していると裏切られます。
ただしこの画面サイズ・解像度で防水機能付き、というのは他の端末にはない大きな長所なので、使い所を選んで購入する分には問題ないかと思います。特に、2014年夏モデルなのに白ロム価格が2万〜3万程度、機種変する場合も一括0円やキャッシュバックなどが行われているようですので、スペック対価格比で考えると相当お得な端末だと思います。
サブ端末として見るとかなり魅力的な端末なので、本機は通勤・風呂用のビューワーとして、スペック的に比類する端末がお得な価格で出回るまで(半年〜1年くらい後かなあ…)、しばらく使ってみる予定です。
- 出版社/メーカー: LG
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